カーボン・セラミック・ハロゲンヒーターの違いや見分け方!電気代も解説


寒くなってくるとかかせないのが、暖房器具ですよね。

最近では、さまざまな種類のものがあって違いが良く分からないという人も多いと思います。ヒーターには、それぞれの違いがあるので、それを知らないと損をしてしまうかもしれませんよ。

カーボン・セラミック・ハロゲンヒーターの違いや特徴、電気代などを知って、自分の家にピッタリな暖房器具を使いましょう。それぞれのメリットやデメリットも知っておくと、選ぶときに困ることはないと思いますよ。

それぞれのヒーターの違いや見分け方は?

カーボンヒーター

遠赤外線が温かいヒーター(電気ストーブ)です。炭素繊維が熱を発して、オレンジ色になります。体がとても温まりその効果がじわじわ続くのが特徴です。

ハロゲンヒーターの半分の電気代で、倍温かくなることが最大のメリットといえるでしょう。

セラミックヒーター

セラミックファンヒーターとも呼ばれています。エアコンと同じように温風を送ることで、室内を暖めるヒーターです。

室内全体を温めることに適しており、エアコンと違って持ち運びができ価格が安いというメリットがあります。

ファンヒーターは、石油やガスを用いたものもありますが、セラミックファンヒーターは電気だけで稼動することができます。よっぽどの寒冷地でない限り、手軽に使用することができますよね。

ハロゲンヒーター

ハロゲンヒーターもカーボンヒーターと同じく遠赤外線ヒーター(電気ストーブ)です。電源をつけると、すぐにハロゲンランプといわれる熱源がオレンジ色になり、温かさを感じることができます。

最近では、扇風機型のほかタワーやボックス型などさまざまなタイプの製品がありますよ。

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それぞれの電気代や消費電力について

カーボンヒーターの電気代や消費電力は?

暖房器具は1000Wを越える製品が多い中、カーボンヒーターは出力が小さく500Wの製品が一般的です。出力が小さいと消費電力や電気代も抑えることができます。

1000wの製品を1時間運転(1kWh=24円)として計算します。500Wなので、1時間あたり12円になります。1日5時間30日稼動させた場合、12円×5h×30日=1800円の電気代になるのです。

セラミックヒーターの電気代や消費電力は?

電気エネルギーを熱源とした電気暖房器具なので、消費電力は非常に大きいものです。300~600Wの製品が多いのですが、大きいものだと1200Wのものまであります。

1200wの製品で8畳の部屋を暖められる大きさになります。先ほどの1kWh=24円に当てはめて計算してみます。

1200Wの製品だと1時間あたり28.8円になります。1日5時間30日稼動させた場合、28.8円×5h×30日=4320円になります。

電気代だけで見ると高く見えますが、もし室内全体を温めるのなら、セラミックファンヒーターを用いることをおススメします。

カーボンやハロゲンヒーターでは、部屋全体を温めるのには、とても効率が悪く、セラミックヒーターよりも時間がかかるからです。

ハロゲンヒーターの電気代や消費電力は?

ハロゲンヒーターは、300~1000Wの製品が一般的です。出力の大きな製品ほど、消費電力も多くなり、電気代もかさむことになります。

カーボンヒーターの2倍の出力になりますので、1000Wのハロゲンヒーターを使用したとします。1時間運転した場合に1kWhを24円として計算すると、1時間あたり24円かかることになります。

1日5時間30日稼動させた場合には、24円×5h×30日=3600円の電気代になるのです。

それぞれのメリット・デメリット

カーボンヒーターのメリット・デメリット

カーボンヒーターは、ハロゲンヒーターよりも効率よく暖めることができます。

ハロゲンヒーターよりも消費電力が少ないのに、遠赤外線の放射量は2倍です。そのため、ヒーターの前にいなくても温かく感じることができ、電気代も安く済んでしまうのです。

また電源を入れるとすぐに温かくなるので、空気を汚す心配がありません。小さな部屋を暖めるのなら、カーボンヒーターが適しているといえるでしょう。

デメリットは、カーボンヒーター自体が電気ヒーターの中で、金額が高い製品だということです。初期の投資がかかりますが、長く使い続けていくのであれば、電気代が安いということは助かりますよね。

セラミックヒーターのメリット・デメリット

セラミックを使用した電熱部に、ファンによる送風を当てることによって空気を温めます。

ファンより風を吹き出す仕組みになっているので、器具自体を触ってしまっても、危険がありません。ファンヒーターは、ガスや石油を使ったものもありますが、電気を使用するセラミックヒーターが1番安全だといえるでしょう。

また最近では、加湿器の機能などさまざまな便利な機能を備えた製品もあります。

風吹き出すため、空気が乾燥したり埃やハウスダストが舞ってしまったりすることがデメリットとして挙げられます。

セラミックヒーターの背面や側面には、室内の空気を取り込むための吸気口がついています。この吸気口を塞いでしまうと温風が出てこなくなるし、内部の電熱部に風が当たらず冷却されなくなるため、異常過熱を引き起こす危険もあるのです。

吸気口には、埃を吸い込まないようにフィルターが取り付けられています。しかし、長期間使用することによって、フィルターが目詰まりしてしまうので、定期的に掃除をして埃を取り除く必要があります。

ハロゲンヒーターのメリット・デメリット

電源を入れるとすぐに温かくなることが最大のメリットといえるでしょう。朝起きたときや家に帰ってきたときなど、すぐに温まりたいときにとても便利な製品です。

すぐに暖めることができ火を使わないので、部屋の空気を汚す心配がありません。また製品自体の価格がとても手ごろなのも嬉しいですよね。

ハロゲンヒーターのデメリットは、消費電力が大きいことです。すぐに温まるのはとても良いことですが、エアコン並みの電力を消費してしまうのです。

またハロゲンランプの光がぎらぎらとしていてまぶしいという点をあげる人もいます。そしてハロゲンヒーターで室内全体を温めようとすると、電気代がかさんでしまいますよ。

局所的に温めるヒーターなので、冷えた手や足先をすぐに温めたいというときに適しているでしょう。

ハロゲンヒーターには寿命がある?

ハロゲンヒーターの寿命は、約3000時間と約5000時間の2種類が一般的です。1日5時間使ったとすると3000時間なら600日、5000時間なら1000日ということになります。

冬の期間(5ヶ月150日)使用したとすれば、だいたい6年ほどは理論上使えることになります。

しかし、保管方法や移動や転倒による衝撃、ハロゲンランプについたチリや埃が加熱されることによって劣化が起こり、1~2年でランプが切れて使えなくなってしまうこともあるのです。

ハロゲンヒーターの危険な事故

ハロゲンヒーターの汚れは、発火につながる恐れがあるので大変危険なのです。エアコンは、多少汚れていたとしても、暖房機能が低くなる程度で済みます。

しかし、ハロゲンヒーターは重大な事故につながることもあります。ハロゲンランプは点灯時600℃を越える高温になっています。直接触ってしまうと重篤なやけどの恐れがあるため、小さなお子さんがいるご家庭は特に気をつけましょう。

またハロゲンランプに埃が付着したまま使用すると、発熱したランプによって発火することがあります。定期的に掃除しておくことや埃が溜まりやすい場所に置いておかないことが大切です。

そしてハロゲンランプ自体、温度が下がっているときでも直接素手で触ってはいけません。人体に含まれる塩分が石英管に付着すると、劣化を促進してしまうのです。

劣化すると強度が弱まり、破損してしまいます。ハロゲンヒーターのガラス管が破損して、畳やカーペットを焦がしてしまう事例もあるので、気をつけましょう。

まとめ

冬にはかかせない暖房器具。それぞれの特徴を知って、正しく使いましょう。

メリットやデメリットを踏まえて、ご家庭の状況に合わせたものを使うと暖房効率も上がるでしょう。そうすれば、電気代が抑えられるかもしれませんね。

寒いからといって、ずっと暖房器具をつけっぱなしにしておくのもよくありません。適度に換気をするように心掛けましょう。