喉から白い塊が出てきた!臭いんだけどヤバイの?何かの病気?

くしゃみや咳をしたときやうがいをしたときに、白い塊が突然出てきたらびっくりしますよね。

その白い塊をつぶすときつい臭いがしたなんて経験はないでしょうか。

何か悪い病気かと心配する人も多いですよね。

喉から出てくる白い塊の正体についてご紹介したいと思います。

喉から出てくる白い塊の正体は?

この正体は「膿栓(のうせん)」です。大きさは数ミリ程度のものが多いですが、なかには1cmを越えるような大きなものも出てくることがあります。乳白色でボコボコした形をしています。

つぶしてみるととてもきつい臭いがするのが特徴です。生ごみやドブのような強烈な臭いがしますので「臭い玉(においだま・くさいだま)」とも呼ばれています。

口を大きく開くと、のどの両側に扁桃があります。昔は「扁桃腺」と呼ばれていましたが、最近では「扁桃」というようになりました。

この扁桃にできる白い塊のことなのです。膿栓1mmの中には1~2億もの細菌がいるといわれています。見えない多くの細菌のせいで、とても臭いのですね。

白い塊がでてくるのは何かの病気なのか?

膿栓が出てきたからといって、すぐに病気につながるというわけではありません。喉の奥にある扁桃は、体内に侵入してこようとする細菌やウイルスを食い止めるはたらきをしています。

その扁桃の表面には小さな穴が開いていて、白血球や細菌の死骸、食べ物のカスが詰まって石灰化してしまうのです。こうやって膿栓ができまです。

体を守るためにできるものなので、体に悪い影響を及ぼすものではありません。しかし膿栓をずっと放っておいたり、症状が続いたりするようであれば「肩こり」「心臓病」「腎臓病」「大腸炎」などの病気を引き起こすこともあるんです。

喉に違和感があるからといって、喉の病気に限ったことではないのです。「膿栓」が出たら、その後も注意深く観察するようにしましょうね。

膿栓は誰にでもできるものなの?

膿栓は誰にでもできる可能性があるといわれていますよ。風邪気味だったり喉が痛かったりするときにできやすいのです。

特に耳鼻科系の疾患を患っている人は健康な人よりも、原因になりやすいこともあります。喉に違和感があったときに鏡で確認してみると、白い塊が喉についていることもあるのです。

たいていは気づかないことのほうが多いです。鏡で確認できなくても、扁桃を押し広げてみると、隠れていることもありますよ。また膿栓は小さな穴の中で成長すると、正体を表わします。

白い塊が出来やすい人の特徴って?

・副鼻腔炎を発症している

・鼻や喉に炎症がある

・鼻炎による後鼻漏

・逆流性食道炎を患っている

・睡眠時、口呼吸をしている

・唾液の減少で喉が乾燥する

 

上記の症状がある場合には、膿栓や膿汁ができやすくなるといえるでしょう。

喉が乾燥した状態でいると、空気中にいるばい菌が扁桃に直接当たることになります。唾液が細菌から守り、口臭を予防してくれているのです。

これが膿栓の原因と直接結びついているとはいえませんが、大きく影響することもあります。膿栓ができると、どんどん菌が繁殖していくため、次から次へと膿栓ができるようになります。

健康な人は、唾液や食事によって膿栓が胃に流されていきます。しかし、ドライマウスや口呼吸をしている人は膿栓を洗い流すことができない状況になるということなのです。

そうなってしまったら、何度膿栓を取っても再発するという悪循環に陥ってしまうでしょう。

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膿栓ができたときの症状は?

つぶすと強烈な臭いがすることから、口臭の原因になるといわれています。

除去できたとしても、またすぐに出来てしまったり完全には取り除けなかったりするので、口臭が日常的に気になるようになります。鼻に抜けるような口臭が伴います。

また喉がイガイガしたような不快感があるでしょう。イガイガを解消するために、咳払いをすると膿栓が飛び出してくるなんてこともあるでしょう。

そして粘液が喉にぺたっと張り付くような感じになります。

膿栓は予防できるのか?

まずは喉を乾燥させないことです。最近では、さまざまな理由で唾液が減少しているといわれています。

口呼吸もその原因ですが、スマートフォンを熱中してやっていると顔が下を向いた体勢になるので、唾液の分泌を抑え口臭の原因になるともいわれていますよね。

マッサージ

耳下腺(じかせん)をやさしくマッサージすることで唾液の分泌を促すといわれていますよ。耳下腺とは耳と頬の間にあり、ちょうど頬骨の下辺りになります。

また顎下線(がくかせん)も一緒にマッサージすることも良いでしょう。顎下線とはちょうどおたふくかぜのときに腫れるところにあります。あご下から左右に分かれたところです。

口の体操

思いっきり大きな口を開けてみましょう。声を出しながらゆっくりと動かしていきます。「あ・い・う・え・お」といいながら、口を開けたりすぼめたり、舌を出す体操です。この体操を何度か続けると、唾液が分泌されることが分かりますよ。

またすっぱいものを思い浮かべると自然と唾液が出てきますよね。梅干やレモンを連想してみるのも良いでしょう。

膿栓とは別の白い塊もあるの?

扁桃腺が赤く腫れてしまうと、強い痛みを感じますよね。食べ物や飲み物を飲み込むのも苦痛になってしまいます。

そんな症状が進むとできる白いブツブツは「白苔(はくたい)」と呼ばれるものです。

喉の炎症によって、膿になってしまったものです。白いのは、白血球と病原体が戦っている証になります。

これは「膿栓」とは全くの別物で同時に熱が出てくると「急性扁桃腺炎」の疑いがあります。

また「溶連菌感染症」「アデノウイルス感染症」などの病気の症状であることもあります。白いブツブツと一緒に高熱が出たら注意してくださいね。

まとめ

膿栓ができたら厄介なことばかりですよね。誰にでもできる可能性があるので、普段から喉が乾燥しないように気をつけることも大切ですよ。

普段からマッサージや口の体操をする習慣づけをするのも良いでしょう。

もし膿栓かなと思った場合、自分で取れないなら耳鼻咽喉科に行って適切な処置をしてもらいましょう。

大切な喉を傷つけてしまったら大変ですよ。またずっと放っておくと病気のシグナルともなり得ます。異常を感じたらすぐに行動にうつしましょうね。