お歳暮を贈る期限はいつからいつまで?遅れた場合の対処法や相場など

お歳暮って年に1回しか送らないから細かいことを忘れがちですよね。また初めて送る場合にも期限や相場など困ることもあると思います。

ここではお歳暮に関する疑問を解消します。

お歳暮を贈る期限

昔は、「すす払い」(現在で言う「大掃除」)を12月13日に行う習慣があり、お歳暮はその12月13日から20日ごろまでに送るものでした。

しかし現在では、一般的に「すす払い」の習慣がなくなったため、12月13日前から送り始めることもあります。ただし早くても12月初旬くらいですね。

また到着が年末付近になると、相手も忙しい時期なので迷惑になる場合もあります。12月20日までには送れるようにしましょう。

遅れて出すときの対処法

お歳暮を贈る時期を過てしまったら、松の内の明ける1月7日から立春の2月4日までに「寒中御見舞」「寒中御伺」として贈りましょう。

立春が過ぎたら「余寒御見舞」「余寒御伺い」になります。

お歳暮を贈る相手についての注意点

お歳暮は日ごろの感謝をこめて、お世話になっている人に送るものです。しかし、お歳暮は習慣化するものであって、今年だけ送るというものではありません。一度送ったら、毎年送るのがマナーです。

会社の上司や、習い事の先生など長期的にお世話になっている人に送るのが一般的です。

今年お世話になった人に1度だけ感謝の気持ちを表したい場合は、お歳暮ではなく「お礼」というかたちで贈り物をするようにしましょう。

相手が喪中の場合でも、お歳暮は「お祝い」という意味ではなく、日ごろの感謝を表す「お礼」なので送っても問題ありません。

お歳暮の相場を解説

贈り物の金額は一般的に、3000円~5000円といわれています。それ以上高いものになると、相手に気を使わせてしまう恐れがあるので気をつけましょう。

また、先に説明したようにお歳暮は習慣化するものなので、毎年同じような金額の贈り物をする必要があります。相手によって多少の金額の差はありますが、無理をせず自分のできる範囲で贈りましょう。

お歳暮で送ってはいけないもの

お歳暮の品物は、あまり難しく考えず、相手が喜ぶものを送ればいいのですが、送ってはいけない品物に注意する必要があります。知らずに送ってしまうと失礼になるので、ここで紹介する品物は送らないようにしてください。

【身に付けるもの(靴下・下着)】
「みすぼらしい格好をしている」という意味になってしまうので、特に目上の人に送る場合は気を付けるようにしましょう。

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【刃物(はさみ・包丁)】
相手との「縁を切る」という意味にとることができることから、来年もよろしくお願いしますという意味をこめて送るお歳暮には妥当ではありません。

【現金や金券】
「お金に困っている」という意味にとられてしまい、失礼に当たるのでやめましょう。

 

とはいっても、近年の「もらってうれしいお歳暮ランキング」に商品券・ギフト券はほぼ毎年、上位に入っています。会社の上司や、お取引先というようなビジネス関係者へは送らないほうがいいと思いますが、親しい友達や親戚に送ると大変喜ばれる品物です。

また、相手が嫌いなものや苦手なものもできるだけ避けるようにしましょう。例えば、よくお歳暮に使われるビールですが、お酒が飲めない人もいます。知らない場合は、誰でも日常生活で使うようなものを送るのが無難だと思います。

人気のお歳暮ベスト10

「もらってうれしいお歳暮ベスト10」を紹介します。年によって順番に変動はありますが、ランクインする商品は毎年ほぼ同じものです。

商品券・ギフト券
カタログギフト
ビール・発泡酒
加工肉(ハム・ソーセージなど)
洋菓子
コーヒー・紅茶・日本茶
畜産物・肉類
和菓子
水産物・魚介類
果物

上位の、商品券・ギフト券・カタログギフトといったものは、自分で選べるというのがうれしいポイントになっているようです。その他は全てグルメギフトが占めています。

カタログギフトについて

「もらってうれしいお歳暮」だけでなく贈答品一般で人気があるカタログギフト。従来、贈り主が商品を選んでいたものを、受け取り手が好きな商品をカタログから選べる形にしたものです。

「なにを送ったらいいか分からない」という不安を解決してくれるもので、贈り主は予算に会ったコースを選び、先方に贈るだけ。受け取った人が、好みの商品をカタログの中から選んで申し込めば、後日届けられるというシステムになっています。

定番のカタログギフトから、グルメ限定や体験型・旅行と様々な種類のカタログが出ています。有名なカタログギフトは「リンベル(RING BELL)」「ハーモニック」「マイプレシャス」また、三越や高島屋・伊勢丹などのデパートからも出ているものもあります。

もらって困るもの

一方、もらって困るお歳暮には、「嗜好に合わない食べ物」「趣味に合わない雑貨や小物」「賞味期限の短い食べ物」があがっています。

やっぱり嫌いなものをもらっても困るし、食べきれず賞味期限が切れてしまっても、もったいないですよね。

送り先の趣味嗜好・家族構成など把握している場合は問題ないですが、そうでない場合は、嗜好品といったようなものは避けるようにしたほうかいいかもしれません。

最後にお歳暮の歴史について少し紹介しておきます。

 

お歳暮の歴史

お歳暮というものは、年の暮れにお世話になった人に尊敬や感謝の気持ちをこめて送られるものです。

もともとは、新年に祖先の霊迎えるために必要な供物を、嫁いだり分家したりした人が本家や家元に送るもので、江戸時代の武士だけの習慣でした。

後に、武士だけでなく商人の間にもそれが広がり、得意先やお世話になった人にも送られるようになりました。

そして近年では、お世話になった人だけではなく、知人や友人、親族へ贈るという人も増えているようです。

まとめ

お歳暮について参考になったでしょうか。皆さんの、お役に立てれば幸いです。今年1年の感謝の気持ちを表すための贈り物です。

感謝の気持ちがしっかり伝わるよう、マナーを守って贈りましょう。それでは皆さん、お体に気をつけて新しい年を迎えてください。