パネトーネとは?おいしい食べ方やカロリー・購入できる場所はどこ?

近年クリスマス前になると、店先に並んでいる、レーズンとドライフルーツが入ったドーム型の背の高いパンケーキを見たことがありませんか?

「パネトーネ」と言うお菓子です。クリスマスに食べられるようになっきました。

イチゴが乗ったショートケーキが定番だったクリスマスケーキですが、近頃は「パネトーネ」や「シュトーレン」などのヨーロッパのお菓子の人気が出てきています。

今回はパネトーネの美味しい食べ方やカロリー、購入できる場所などを詳しく紹介します。

パネトーネとは?

「パネトーネ」はイタリアのクリスマスを象徴する発酵菓子で、ミラノが発祥の地と言われています。「パネトーネ」とはイタリア語で「大きなパン」という意味で、贅沢で大きなパンを表していると思われます。

確かに、大型で、昔は贅沢な食材だったバターや干しぶどう、ドライフルーツなどもふんだんに使われています。

イタリアではクリスマスシーズンになると、何十種類もの「パネトーネ」が、スーパーやケーキ屋さんの棚を埋め尽くします。

「パネトーネ」が他の発酵菓子と違うところは発酵させるための「種」です。パンはイースト菌を使うのが一般的ですが、「パネトーネ」には、イタリアの自然酵母パネトーネ種が使われています。

パネトーネ種は、生まれたての子牛がミルクを飲んだ後の腸内物質に含まれる菌と小麦粉を混ぜて作られた自然酵母のことを言います。培養するのは難しく、北イタリアの特定の地域の空気・水などの環境が欠かせないとても特殊な菌でです。発酵・熟成には職人の高度な技術と、経験が必要とされます。

 

こんなデリケートな菌で発酵させた「パネトーネ」は、パンでは出せない、とってもやわらかい口当たりを味わうことができます。

卵黄、バター、小麦粉がベースの生地で、レーズンとドライフルーツを入れるのが伝統的ですが、近年、イタリアでは、色々なバリエーションの「パネトーネ」がつくられています。

アーモンド、チョコチップ、ピスタチオ、コアントロー、クリーム入りなど、または生地がチョコレート生地のタイプのものもあります。

「パネトーネ」の材料とおいしい食べ方

食べ方はとってもシンプル。縦に切り分けてそのまま食べるのが普通です。

大きなケーキなので何日も残ってしまうこともあり、日持ちはするけれど、少しパサパサしてきたなぁと思ったら、レンジでちょっと温めてホイップクリームを添えていただくとおいしくいただけます。

私は、シンプルなホイップクリームだけでなく、マスカルポーネチーズを混ぜたクリームを添えます。

パネトーネのカロリーってどのくらい?

とってもおいしいパネトーネですが、気になってしまうのがカロリー。

中に入っているレーズンやドライフルーツなどの種類にもよりますが、目安として、100g=350kcalです。

クリームも乗っていないし、やわらかく軽い口当たりなので、カロリーはそんなにないだろうと思っていると、大間違い!

ショートケーキのカロリーが、100g=300kcalなので、カロリー的にはショートケーキよりも高い計算になります。前に書いた、マスカルポーネのクリームもつけたら大変な数字になってしまいそう…。くれぐれも食べすぎには注意しましょう。

パネトーネは自分で作れる?

先ほど触れたように、「パネトーネ」は特別な発酵種を使うため、高度な技術と経験が要されます。また3日かけて長時間、ゆっくり発酵させなければならないので、手作りするのはかなり難しいと思います。実際に本場イタリアでも自分で「パネトーネ」を作る人はほとんどいません。

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伝統的な「パネトーネ」とはちょっと違いますが、私がイタリア留学中に教えてもらった「パネトーネ」の簡単なレシピを特別に教えちゃいます。教えてもらったレシピの材料に、日本ではなかなか手に入りにくい物もあったので、日本で簡単に購入できる材料で私なりに少しにアレンジしてみました。

【材料(10人分)】
小麦粉 500g
上白糖 100g
水 80ml
無縁バター 100g
塩 5g
ドライイースト 10g
40℃のお湯 100ml
砂糖 一つまみ
卵 2個
卵黄 1個分
オレンジの皮 1個分
バニラエッセンス 小さじ1
レーズン 180g
レモンの皮 1個分
アイシング
アーモンドパウダー 40g
コーンスターチ 10g
上白糖 100g
卵白 1個分
粉砂糖
ワッフルシュガー(ない場合はざらめでも)
アーモンド
【下準備】
・レーズンはお湯で戻して、水をしっかり切っておきます。・ドライイーストは砂糖一つまみと一緒に100mlの40℃のお湯で溶かしておきます。お湯の温度が50℃を超えてしまうとイースト菌が死滅し、醗酵しない恐れがあるので注意してください。・レモンとオレンジの皮をすりおろしておく。白いところまですりおろさずに色がついている部分だけすりおろすようにしましょう。香りもよく、苦くなることを防ぎます。

 

【作り方】
1. ボールに振るった小麦粉を山のように盛って中心をくぼませます。そこに、溶かしたイースト、砂糖、1cm角に切ったバター、レーズン、卵、卵黄、レモンとオレンジの皮のすりおろし、バニラエッセンス、塩、水の半分を入れて手で混ぜます。残りのお水も加えて混ぜ、台上にあけ、滑らかになるまでこねます。手にくっつくようでしたら、分量以外のバターを手に塗ってください。

2. 事前に戻しておいたレーズンを加え、さらにこね、耳たぶぐらいの硬さになったら丸めて、分量以外のバターを塗ったボールに戻します。ぬれた布巾をかけて、生地の量が3倍になるまで醗酵させます。暖かめの部屋で1.5時間くらいかかります。

3. ガスを抜いてから台上に明け、手で回しながら球状にします。分量以外のバターを塗った背の高いケーキ型(750gのパン型でも良い。生地が型の半分くらいを埋める大きさ)に入れ、ぬれ布巾をかけ、型の上から指二本分くらいの位置に来るまで醗酵させます。

4. ボールに卵白、アーモンドパウダー、コーンスターチ、上白糖を入れ、泡だて器を使って混ぜて、アイシングを作ります。それを生地の表面に刷毛で塗って、アーモンド、ワッフルシュガーを適量のせ、茶漉しを使って粉砂糖をたっぷり振りかけます。180℃に熱したオーブンの下段で45分焼きます。途中表面の色が濃くなりすぎるようなら、アルミホイルをかけてください。

5. 木串を刺して生地がくっついてこなかったら、オーブンから取り出し、冷まします。このレシピのパネトーネは逆さまにして冷ます必要はありません。密封して3日ぐらい持ちます。

 

「パネトーネマザー種」を日本でも扱っている専門店もあります。もし、本物の「パネトーネ」に挑戦したい人がいたら、インターネットでレシピを検索してみてください。

ドライイーストを使ったパネトーネの作り方動画があったので貼り付けておきます。

パネトーネを購入できる場所はどこ?

少し前まではあまり知られてなかった「パネトーネ」。売っているお店も少なかったのですが、最近では大きいのパン屋さんやケーキ屋さん、デパ地下などでも販売されるようになりました。

その中でも、特に私がお勧めしたいのは「DOUQ」。

30年前、日本ではまだ「パネトーネ」を誰も知らなかったころから、北イタリアの伝統のパネトーネ種を使って製造しています。

クリスマスシーズン限定で販売されているので、期間になったら行ってみましょう。

店頭で買うのはめんどくさい人や、お店が近くにない人も、ネット通販で購入することもできますよ。

その他にも、ネット通販で本場イタリアの「パネトーネ」をお取り寄せしているところも沢山あります。イタリアの「パネトーネ」は750gから1kのものが多くて、大きすぎると思うかもしれませんが、心配無用です。

「パネトーネ」の賞味期限は長く、3~6ヶ月あります。

まとめ

どうでしたか?「パネトーネ」という名前は聞いたことがあるけど、どんなものか知らなかった人も多かったのではないでしょうか?

北イタリアでは定番中の定番、これがなければクリスマスは始まりません。そんな「パネトーネ」に少しでも興味を持っていただけたらうれしく思います?

今年のクリスマスは恒例のイチゴのショートケーキではなく「パネトーネ」でおしゃれにお祝いしてみてはいかがでしょうか。

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