ダーツの投げ方・コツを理論的に解き明かす!誰でもできる上達法

ダーツの投げ方って決まった形がなさそうに見えますよね。あえて言うなら「後ろに引いて前に投げる」くらいでしょうか。

プロだってみんな投げ方バラバラです。海外のプロなんて分けわからない投げ方とかしてますし。

そうすると共通点が分からなくなって、理論的に説明できる上達法なんてないんじゃないだろうか?と思えてきます。

でもそんなことはありません。一見バラバラのように見えるダーツの投げ方にも、共通するポイントがあり理論的に説明ができます。

確かに練習時間が無限にあればどんな投げ方でも、繰り返し練習である程度は上達するのかもしれません。

でもそんなのは聞きたくないですよね。知りたいのは「ダーツが早く上達する方法」だと思います。

この記事では早く上達するためにはどうすればいいのかに焦点をあて、理論的に分かりやすくダーツの投げ方を紹介していきます。

後から始めた人に軽く抜かされた悔しい経験があるなら、最後までじっくり読んでみてください。

Aフラくらいのレベルであれば、ココにかかれた考え方を実践して繰り返せば何とかなると思います。

 

当記事のダーツに関する基本的な考え方

ダーツで重要なのが「再現性良く飛ばす」ということです。

体に力が入っていては再現性は高まりません。緊張した筋肉は時として妙な動きをします。

だからと言って脱力すればいいかといえばそうでもなく、脱力した状態でしっかり飛ばす必要があります。(ただの脱力ではダーツはしっかり飛びません)

ではどうすればいいのかですが、当記事では「自然体」を推奨しています。

自然体というのは楽な姿勢のことを意味しています。

無理な形に体を固定するという考え方ではなく、あなたの体に合わせた自然体を意識するという考え方です。

これが非常に重要なポイントだと思っています。

人それぞれ骨格などにより自然体の形は違います。だから一見するとそれぞれ投げ方が違うように見えるわけです。

初心者の状態でそれを見ると「決まった投げ方はない!」と思ってしまうのですが、実際にはそうではありません。

ダーツがうまい人のほとんどは自然体で投げていると思われます。自然体の構えについては後で詳しく説明します。

ですので、ダーツで共通する投げ方は「自分にあった自然体の形で構えて投げる」ということになります。

この考え方を基盤にして話を進めていきます。

またこの記事では右利きの人を対象にしてお話ししますので、左利きの人は反対の形をイメージして読み進めて下さい。

ダーツでは効き目を把握しておこう

ダーツでは目が非常に重要な役割をしています。

目を閉じた状態で、再現性良く投げれる人はほとんどいないといっていいでしょう。

実際やってみれば分かりますが、めちゃくちゃな方向に飛んでいきます。

これは自分の体の動きのブレなどを目で判断して、修正しているということの証明にもなります。

目を閉じた状態だとこの修正がないので、バラバラな方向に飛んで行ってしまうのです。

これらのことを考慮すると、ブルに入るときの軌道を目に覚えこませるのも大切なことなんですね。

 

そんな大事な目ですが「効き目」にはより重要な意味があります。

構えの状態で、目はダーツの一部とブルを見ていますよね。この時両目でみることはできないので片目でみていますが、その目が効き目になっているはずです。

そうなっていなければおそらく間違っているというか、上達の妨げになります。

あなたの効き目が右目なのか左目なのかを簡単にチェックする方法があるのでやってみましょう。

両手の親指と人差し指を使って、小さめの1つの三角形を作ってください。以下の画像位では大きすぎなので、もっと小さな三角を作ります。

手を前に伸ばし、その三角形を自分からできる限り遠くにしてください。

その状態で遠くにある物(置物や時計などなんでもいい)をその三角形の中に入れます。

ギリギリ入るくらいの距離のものを選ぶか、三角形の大きさを調節してギリギリ入るくらいの大きさにしてください。

この状態で片目を閉じます。例えば左目を閉じてもその対象物が見えたのであれば、右目が効き目です。

逆に見えなかった場合には、左目が効き目です。その場合は右目を閉じて、左目だけでみれば対象物は見えるはずです。

 

構えの時などは効き目で合わせていないとおかしなことになりますので、自分の効き目についてしっかり把握しておきましょう。

ダーツのスタンスは後から決める

ダーツにはオープンスタンス(画像左)とミドルスタンス(画像真ん中)とクローズドスタンス(画像右)の3つがあります。

これらのどれがいいのか迷う方がいますが、迷う必要は全くありません。先に決めようと思うからおかしくなるんです。

足を先に決めてしまうと「自然体」から離れてしまいます。

というのもスタンスに合わせて上半身を決めなければいけないからです。

逆に上半身を先に決めて、それに合うスタンスを選択する方が自然体になりやすくなります。

ですので、当記事ではスタンスは後から決めることを推奨しています。このあたりは次の内容を読んでいただければよくわかると思います。

ダーツの構えについて(重要)

始めにお伝えしましたが、体に力が入っていると必要のない力が加わり、再現性がなくなってしまいます。

ですので、自然体で構えることを推奨しています。

では自然体で構えるとは一体どういうことなのでしょうか?

腕から肘のラインを肩まで上げてみてください。この時力を入れず、らくーな感じで上げます↓肩と肘のラインが地面と平行になるくらいまで上げてみます。

楽に上げた場合、右肩左肩のラインから90度折れ曲がることはないですし、180度(右肩左肩のラインと並行)ということもないでしょう。

だいたい以下の画像と同じ感じで、120度くらいの角度が楽なポジションになっているはずです。細かくは骨格によって違います。(↓の画像では腕が伸びきっていますが、実際には上の写真のように肘は曲げています。)

この楽な位置が非常に重要なんです。楽にしたときに来る約120度の位置をしっかり頭に叩き込みましょう。

その状態が自然体のダーツの構えになります。

リラックスして自然体でダーツを飛ばせるようになると、肩と肘の直線状に飛んでいきます。分かりやすくするために、ダーツも肩と肘のラインの真上にくるように構える方がいいでしょう。

では次に以下の画像を見てください。今の状態だと足の位置など決めていないので、楽に構えた状態でダーツの飛んでいく方向(肩と肘のライン上)とブルの方向と、がずれています。

この状態では当然ブルに入りません。ここで足を動かして、肩と肘のラインに的が来るように回転しましょう↓

こうすれば体全体が自然な状態で、かつ、飛ぶ方向にブルがあります。この時の足の状態が自分のスタンスだと考えてください。

多くのサイトではスタンスから決めるようになっているのですが、当サイトではスタンスから決めることを推奨していません。

というのも、スタンスを適当に決めてから、楽な構えをするとブルの方向とダーツが飛んでいく方向がずれてしまうからです。

これを修正するために、体に無理なひねりを入れなければいけなくなり、結果として自然体で投げられなくります。

一方今回のように、自然体でダーツを構えた後、体ごと向きを変えてダーツが飛んでいく方向(つまり肩と肘の直線状)にブルの方向を合わせるといういう方法なら、自然体のままで投げることができます。

その時の足の位置がスタンスという流れです。

 

A:スタンスを決める⇒自然体で構える⇒ブルの方向にダーツが飛んでいくように体をひねる⇒自然体じゃなくなる

B:自然体で構える⇒体ごと回転してダーツが飛んでいく方向とブルの位置を合わせる⇒その時の足の位置がスタンス⇒自然体で投げれる

Bの流れで考えると自然体でうまくいきます。

ダーツの狙い方でよくある落とし穴

ブル(的)とダーツと目が直線になるように構えるのが普通だと思います。この時の目は初めに解説したように、効き目です。

この際どうやってその状態を作るかが重要です。

ダーツの構えで自然体の説明をしたところで、ダーツが飛ぶ方向と的の方向が合うように構えたはずです。

この状態で、的とダーツの直線上に効き目を持ってくるのが正解です。ですので頭を少し横に傾けるようになるはずです↓

 

よくやりがちなのが、的と効き目の直線状にダーツを持ってくる方法です↓

この方法だと自然体の位置からダーツを動かすことになるので、自然体ではなくなってしまいます。肩と肘のライン上に的がありませんよね。

頭を傾けずに済むので楽ですが、ダーツを投げる体が無理をしている状態です。

投げるのに大切なのは体や腕なので、そこが自然体でなければいけません。

この状態でもそこまで変な方向に飛んでいかないとは思うので気づきにくいですが、体が無理をしている状態です。

ここが分からないと早い上達を妨げてしまうので、「的とダーツの直線上に目を持ってくる」というのをしっかり理解しておきましょう。

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テイクバックで意識すべき「タメ」と「引く場所」について

テイクバックの意味は、「構えた状態から引き終わりのところまで」のことです。

引くという言葉を使いましたが、引くイメージだと力が入ってしまいます。

どちらかというと手前に倒す感覚の方がうまくいくと思います。

自然体のままスパッと飛ばすには変な力が入っていてはいけません。ぎこちない動きになったり、うまく力が伝わらなかったりでスパッと飛ばなくなります。

力まずに力を伝えるためには「タメ」が必要です。このタメの感覚が分からない人が多いのでイメージを説明します。

ティッシュをごみ箱にした投げで入れるとき、力任せにやらないですよね。

それでもエネルギーが伝わるように、ごみ捨ての時にはうまくタメを利用できているんです。

した投げで手前に引いてきて、ふわっと前に投げますよね。


引いた後、前に出す前に一瞬タメがあるのがわかりますでしょうか?

腕を引いてきて、徐々に前向きの力を伝え始めます。すると引く方向への勢いを失ってきて、あるタイミングで前向きになりますよね。

この向きの変わる瞬間がタメです。一瞬エネルギーが貯まっている感覚が分かりますか?

 

ダーツでもこれと同じことが言えます。

無駄な力が入っているとこのタメを感じることができません。

タメを感じないくらい速く動かしたりすると、イップスの原因にもなるといわれています。後ろ向きと前向きの動作を1つの動作と脳が勘違いしておかしくなるんじゃないかと個人的には思っています。

まあそれは置いておいて、とにかくタメを感じ取れるくらい無駄な力を抜くのが大切です。

手前に倒してきている間に徐々に前向きの力が伝わっていき、あるところで前向きの動きに変わる。この感覚をしっかり意識しておきましょう。

またテイクバックでもう一つ重要なのが、毎回同じ場所に引くということです。これがずれると発射台の位置がずれることになるので、大きなずれを生じさせます。

肩を目安に引く場合でも、肩の幅って広いですよね。肩の内側に引くのか、肩の真ん中、外側など、どのあたりに引くのかを正確に決めておきましょう。また左右だけでなく、上下の高さも重要です。

フライトが頬っぺたにあたるところまで引くなど、自分で分かるように決めておきましょう。

効き目がダーツと的の直線上にあるはずなので、効き目の目元まで引くという方法でもOKです。ただし目にぶつけないよう注意してください。

これらを一つ一つ決めておくことがスランプ時に助かることに繋がります。

 

テイクバックではタメと引く場所の2つを重点的に意識しておきましょう。

リリースはめちゃくちゃ重要

リリースはテイクバックの最下点からダーツを離す瞬間までのことです。

ダーツにエネルギーを伝える一番重要なポイントです。

ここからはテイクバックで毎回同じところに引けているという前提でお話しします。

発射の位置が固定されていれば、あとは押し出す部分のブレをなくすだけです。

この時注意するのが、押し出す方向と押し出すスピードです。

上下左右をブラさず、スピードを一定にすれば毎回同じところに飛ぶはずです。

スピードを一定にするのはどうすればいいのでしょうか?

まず手を振る速度が一定になるように心がけるというのが大前提です。

その上で、耳を利用すればうまくいきます。

ダーツを離してからダーツが刺ささって音が鳴るまでの時間が一定になるように練習しましょう。

耳の間隔は結構シビアなので、スピードのずれは良く分かります。

それでは、上下左右をブラさないためにはどうすればいいのでしょうか?

それには離すタイミング・場所を決める必要があります。

ここが一番難しいと思います。構えるときは的やダーツなどの合わせる指標がありました。しかもゆっくりできるのでほぼ毎回ばっちり合わせることができます。

でも投げるときには動きながらです。さらに「ここで離す」という指標が分かりにくくなります。

というわけで、ココが一番の難関です。

やり方は人それぞれ違いますが、分かりやすいのは初めに構えた場所の手の位置を通すようにするということです。

テイクバックの時に構えた手の位置の残像を覚えておき、そこをめがけて押し出します。そして、その位置を通る少し手前くらいで離します。

これで再現性良く投げられる形ができます。

3本同じ場所に刺さることが重要

ここまでがうまく行くようになれば3本がだいたい同じ場所に刺さるようになります。

でもその場所がブルだとは限りません。

というのもテイクバックで決めた位置も構えた位置も、リリースの位置も適当に決めたものだからです。

でも同じ場所に3本刺さるということが重要なんです。

同じ場所にさえ刺さっていれば、あとは角度や構えを微調整するだけでブルに入るようになるからです。

ここで注意点ですが、同じ場所に刺さるように投げ方を一定にしていく中で、ブルを狙いすぎるのは禁物です。

自然体で勝手に飛ぶ場所でOKです。ブルに入れようと思わないでください。

というのも、今の構えの場所やリリースのタイミングなどは適当に決めているので、ブルに行くはずがないんです。

その状態でブルを狙おうとすると、目が腕の動きに修正をかけて、本来の自然体から崩れてしまう可能性があります。

それよりもしっかり決めた形で、自然に飛ばすのを意識してください。ブルはどうでもいい。ブルを狙うのは、楽に投げて毎回同じ場所に刺さるようになってからで十分です。

的ではなく、発泡スチロールなどどこに飛んでもいいようなものを用いたほうがいいかもしれません。意識的に狙うことがなくなるので。

フォロースルーも馬鹿にはできない

フォロースルーとは、ダーツが手から離れた瞬間以降の手の動きです。

手から離れた後なのでフォロースルーはどうでもいいという意見をよく聞きます。

でも本当にそうでしょうか?

これまでいろんな部分が一定になるようにしてきました。上下左右が3次元的に同じになるように場所やスピードを決めてきました。

その状態で動かした手は、ダーツが離れたあとでも同じ動きをするはずではないでしょうか?

変な力が入っている場合には、フォロースルーが毎回おかしな形になり一定ではなくなります。

一方、うまい人のフォロースルーは毎回一緒です。

つまり、フォロースルーはリリースまでの動きが毎回同じようになっているかを確認する指標になります。

人と違うとかはどうでもいいと思いますが、自分の中では毎回同じ動き・形になっているはずです。でもフォロースルーが同じになるようにとは意識しない方がいいです。

意識せずにやった結果、同じ動きになっているというのが理想です。

フォロースルーの確認をおろそかにしていると、日々微妙に変わっていきスランプに陥った時に気づけなくなります。

やたら入る日と全然入らない日の違いが分からなかったり、いつの間にか下手くそになったりするものです。ですので自分のフォロースルーの形は毎日確認するようにしておきましょう。

目を鍛えることの重要性

ここまでダーツの投げ方について理論的に解説してきました。

ですが正直なことを言うと、毎回全く同じ動きができるなんてことはありません。

同じ動きを目指すことは非常に大切で、それが練習ですが、どうやってもロボットレベルの再現性はありません。

よく見ればプロだって毎回同じではありません。非常に再現性は高いですが、完璧に一定ではないんです。でもブルには入ります。

なぜ毎回違うのにブルに入るのでしょうか?

それには目が重要な役割を果たしています。

ある一定レベルを超えた再現性をだせるようになると、目の方が重要になってきます。

練習を重ねることでブルに入るときの腕の軌道を目が覚えます。その軌道から外れそうになった時に、無意識のうちに目でみて判断し微修正をします。

これにより、全く同じ動きができなくても結果的にブルに入るようになるんですね。

だからといって、腕の再現性を目指さなくてよいわけではありません。

再現性がない状態の腕を目が覚えても意味がないですからね。高いレベルで再現性があったうえでの話です。

ですので、まずは構え、テイクバック、リリースが一定になるようにそして結果としてフォロースルーが一定になるように練習を繰り返していきましょう。

最後に

ここまで「ダーツが早く上達する方法」について説明してきました。

基本的な考え方を知らずにただ練習を繰り返すと、最終的にドツボにはまって練習しない方が良かったくらいにボロボロになることもあります。

実際、良く分からないまま練習しまくった挙句、ゼロからやり直す人も多いです。

そうならないよう、ここに書いている内容で必要なものを習得していってください。

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