【生き馬の目を抜く】の意味や例文!反対語・類義語・語源などを紹介

「生き馬の目を抜く」ということわざがあります。難しいことわざなので、正しい意味が分からないですよね。

どんな意味があるものなのか、反対語や類義語も一緒に覚えておきましょう。

どんな場面で使うものか、例文と一緒にご紹介しますね。

よくある間違った使い方もご紹介したいと思います。

生き馬の目を抜くとは?意味を解説

「生き馬の目を抜く」とは「いきうまのめをぬく」と読みます。

故事などから生じたことわざではなく、様子を喩えた表現なのです。

「生き馬の目を抜く」の意味は、動きが早くずるがしこいので、油断も隙もないことです。

また他人を出し抜いて利益を得るという意味もあります。

 

「生き馬」とは、生きている馬のこと「目を抜く」とは、目玉を抜き取ることを意味しています。想像するだけで背筋はゾッとするようなちょっと怖いことわざですよね。

生きている馬の目玉を抜き取るのは大変なことだと思います。そんな様子は、とても素早く一瞬のできごとでしょう。

また目を抜くということから、「抜け目がない」「ずるがしこい」ということが連想されたので、こういう意味になったともいわれています。

「生き馬の目を抜く」はどういう場面で使う?例文は?

生き馬の目を抜くは、相手を出し抜くようなとき・上手く立ち回って成績を上げる様子などの場面で使いたい言葉になります。

このような場面を思い浮かべると、例文は以下のようになります。

  • 生き馬の目を抜く業界で彼はトップの成績をたたき出した
  • 生き馬の目を抜く作戦で見事、苦難を乗り切ることができた
  • この生き馬の目を抜くような技があるから、プロで活躍することができている
  • 生き馬の目を抜くような敏腕営業サラリーマンでも、彼は人間味にかけているので信用できない
  • 生き馬の目を抜くような現代のスピード社会では、いかに素早く自分の知識や技術を高めるかがカギである

驚きを表わす形容詞として使うのは間違いです。

予想外の展開に彼は生き馬の目を抜くほど驚愕していたという使い方はできないのです。よくある間違いなので気をつけましょう。

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生き馬の目を抜くの対義語や類義語!英語も

「生き馬の目を抜く」の対義語や類義語をご紹介します。英文もありますので、一緒にチェックしておきましょう。

対義語

反対の意味を表わす対義語は、ありません。

類義語

  • 生き馬の目を抉る(くじる)
  • 生き牛の目を抜く
  • 生き馬の目をもくじる

抉るとは「えぐって中のものを取り出す」という意味になります。

「油断ならない」という意味においては「尻毛を抜く」ということわざも類句として挙げられます。

英文

Water sleeps, the enemy wakes. (水は眠っても敵は眠らず)

「油断も隙もない」という意味です。

生き馬の目を抜くの語源は?

人をだますことを「人の目を抜く」といわれていました。

これも想像すると、とても怖いことわざですが、人を馬にすることでとても素早い様子を強調したということが語源になっています。

江戸時代には馬ではなく「生き牛の目を抜く」ともいわれていました。

人々の生活にとって身近なものを例えて言っていたということですね。

馬のほうが牛より足が速く、目を抜くことが難しそうであることから「生き牛」ではなく「生き馬」が使われるようになったといわれています。

まとめ

「生き馬の目を抜く」ということわざは難しそうですが、まずは言葉の意味を理解することが大切ですね。

言葉の意味を理解すると、どういった様子を表わすことわざなのかが分かりやすいですよね。

正しい使い方をマスターして、ぜひビジネスシーンなどで使ってみましょう。

難しいことわざを知っているだけで、知識が深く頼りがいのある人という印象を周囲の人へ与えることができるかもしれませんね。