【雨垂れ石を穿つ】の意味や例文!反対語・類義語・語源などを紹介

「雨垂れ石を穿つ」は難しいことわざですよね。

何となく聞いたことがあるけど、意味や使い方が分からないという人も多いことでしょう。

このことわざの使い方や類義語などを知っておくと、いざというときに使うことができますよ。

雨垂れ石を穿つの意味や語源について詳しくまとめました。

難しいことわざもスマートに会話の中に出てくるような格好良い大人を目指しましょう。

雨垂れ石を穿つとは?意味を解説

「雨垂れ石を穿つ」は「あまだれしをうがつ」と読みます。

「雨垂れ」は家の軒下に垂れる雨粒のことですね。そして「穿つ」というのは、穴を開ける、掘る、貫き通す、突き通すという意味があります。

雨粒が石に当たってもびくともしませんが、長年同じ場所に雨粒が当たっていると、いつかは穴が空くというものです。

「小さな努力を重ねていれば、最後には必ず成功する」

「些細なことでもそれが重なるとおおごとになってしまう」という意味があります。

雨垂れ石を穿つの例文を紹介!使い方解説

「雨垂れ石を穿つ」は、「こつこつ続けていく努力をする」「地道に努力を重ねていく」という意味があるので、その代わりに使うと良いでしょう。

コツコツと地道に努力を重ねていけば、絶対に成功が待っているというときに使いたい言葉ですね。

ことわざを使った例文は以下の通りになります。参考にして使ってみましょう。

  • 難関大学に合格するためには、雨垂れ石に穿つを信じて勉強することが大切である
  • 雨垂れ石を穿つで、長年携わってきたプロジェクトがようやく成功を遂げようとしている
  • 雨垂れ石を穿つのように、ずっと欲しかったものを買うため節約し貯金をしてきた
  • ダイエットのため毎日運動を続け、やっと目標体重をクリアすることができたのは、まさに雨垂れ石を穿つである
  • 雨垂れ石を穿つとは、小さなことからコツコツと努力を重ねていく自分にピッタリの言葉である
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雨垂れ石を穿つの反対語や類義語は?英文も

対義語(反対の意味を持つ言葉)

なし

類義語(同じような意味を持つ言葉)

・「蟻の思いも天に届く」・・・蟻のような小さくて弱いものでも、一生懸命努力すれば願いはきっと叶えることができる

・「継続は力なり」・・・

・「石に立つ矢」・・・石の上に矢を立てることはとても難しいが、どんなことでも必死になって立ち向かっていけば、必ず成功を収めることができるというたとえ

・「塵も積もれば山となる」・・・

・「ローマは一日にして成らず」・・・大きなことは、長年の努力なしには成功することができないというたとえ

 

英文

「Constant dripping wears away the stone.」(絶えず垂れて落ちる雫は石にさえ穴を開けることができる)

「雨垂れ石を穿つ」の語源って何?

雨垂れ石を穿つの語源になったのは、中国から来た「枚乗伝」という漢書だといわれています。

その漢書の中に「泰山之霤穿石」という風に載っています。

現代語に訳してみると「泰山に降る雨の霤は石を穿つ」となります。

泰山は中国山東省中部にある名山のことで、その山から染み出た雨の雫が長い時間をかけて石を砕いたという意味になるのです。

軒下からポタポタと落ちる雨垂れでも、長時間同じ場所に落ち続けると硬い石でも穴を開けることができることから、このことわざが作られました。

硬い石でも、自然の力によってさまざまな形に削られることから、想像して作られたとされていますね。

まとめ

雨垂れ石を穿つの言葉の意味を一つひとつ見ていくと、とても分かりやすいことわざですよね。

雨垂れがポタポタと同じ場所に落ちて、石を削っていくという風景が想像しやすいのではないでしょうか。

難しいと思われることわざでも、意味や語源を知ると使ってみたくなりますよね。ことわざの使い方もしっかり覚えておきましょう。