進学、就職で来春から一人暮らしをされる方も多いでしょう。
炊飯器を購入する時にサイズで迷いますよね。大は小を兼ねるって言うから、大きいのにしようかな?
サイズが大きいと電気代も掛かりそうだし、何合炊きを選べば良いのか悩みます。
中には、「今は便利グッズもあるから炊飯器なんて邪魔だから必要ない。」と思う方もいるでしょう。
今回は「一人暮らしをされる方が、炊飯器を選ぶ際のポイント」とさらに、「必要性」について見て行きましょう。
目次(ジャンプできます)
米1合でご飯茶碗何杯炊けるの?
自炊経験がないと「お米1合で、どのくらいの量のご飯を炊くことができるのか?」が分からないですよね。
また、購入する際にも、これを知らないと選べません。
具体的に見てみましょう。
お米1合(150g)で、おおよそ330gのご飯が炊けます。
ご飯茶碗1杯が、約150gなので、1合で2食分です。
そのため、3合炊きは、6食分となり、さらに大きなサイズの5合になると10食分になります。
食事の量だけを見ると、一人の場合3合炊きで十分です。しかし、電気代や手間までを含めて総合的に考えると、5合炊きを購入する方がメリットが、あります。
5合炊きサイズの炊飯器を選ぶメリットは?
炊飯器は、加熱する際に電気代が掛かります。
分かりやすく、合数の違いにより光熱費を表にしてみました。
合数 | 炊飯にかかる電気代 | 保温1時間にかかる電気代 |
3合 | 2.55円 | 0.38円 |
5.5合 | 4.86円 | 0.40円 |
参考サイト:https://www.tainavi-switch.com
炊飯器のサイズが大きいほど電気代が高くなりますが、以下のようなケースの場合、どちらがコスパが良いかについて、考えてみましょう!
Aさん; 3合炊きで2日に一度炊飯する
Bさん; 5合の炊飯ジャーで10杯分作り、冷凍してレンジでチンする
正解は、Bさんです。
3合炊きでこまめに炊くよりも5合炊きで、10食分を作り、冷凍しておくほうが電気代を安く抑えることができます。
さらに5合炊きを選ぶことで、以下の4つのメリットもあります。
- 内釜を洗うときや、お米を研ぐ際に欠かせない水道代も節約できる
- 時間を効率良く使える
- 忙しい時に主食のストックがあると便利
- 炊きあがって、すぐに冷凍すれば保温代もかからない
また小さいサイズの場合は、炊き込み御飯を作る時に具材の分、内容量が増えるので「思った分だけ炊けなかった。」という話しも耳にします。
次に、美味しさの面を見て行きましょう!
長時間保温したご飯と冷凍したもの、どちらが美味しい?
炊飯器の説明書には、
・24時間以上保温しないこと
・高温設定を利用する際には、12時間以内
と記載されていますが、これは機能性の面でしかありません。
美味しさを考えると、5〜6時間が限度と言われています。また、この保温時間は、ご飯を1度炊く費用に匹敵するのです。
まとめて炊飯し、冷凍しておいた方が、美味しくご飯を頂ける上に節約にもなります。
しかし、今はレンジでお米も炊けてしまう時代だけに、炊飯器なんていらないという若者も多いです。
そこで、炊飯器の必要性について見て行きましょう。
一人暮らしに炊飯器って必要なの?
炊飯器がいらない方は、以下のような人です。
・自炊を全くしない
・外食中心でご飯を炊く機会が少ない
次に、「ご飯ぐらいは毎日自分で作ろう!」という方について、見て行きましょう。
鍋やレンジでご飯をたった15分程で炊くことができます。
しかし、デメリットも多いです。
- お米を浸透させるのに約30分、さらに水切りに10分と下準備に時間がかかる。
- コンロを使用する時には、うっかり焦がしてしまうこともある。
- 鍋やレンジだと、まとめて炊けないので光熱費が割高になる。
- ガスコンロやレンジを使ってしまうので、他の料理を作ることができない。
そのため、自炊をして家計費を節約しようと考えている方には、炊飯器を購入することをおススメします。
まとめ
私も一人暮らし経験者だから言えることですが、学校やバイト、洗濯、掃除、買い物と思った以上に1日がとても忙しく過ぎて行きます。
賢く、コスパ良く、時間を有効活用することが、一人で暮らしていく上で必要ですよ。
ぜひ、ライフスタイルに合った炊飯器を選んで下さい。